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生麦

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お米はもちろん玄米でしっかり炊けていて、そのカレーは絶品だった。生卵はなし。子供の頃、辛すぎるルーには卵は必須だったが、そのカレーは僕にとってとても感じのいいものになってた。それは僕らがおいしい時を経てきた、なんて大げさに思えるほどにおいしかった。
おいしいビールを作る工場で、いっぱい引っ掛けた。空は砂場のような波打ちようで、芝生は寝転ぶのにちょうどいいステンレスのようなアーチをえがいて、僕らと空の間に構造物が線を描いてる風だった。でも玩具じゃない、そんなことをオモチャだと思うと遊べない子供のような大人になってしまう。ビイル工場の模型を作って、そのビールを僕らがいっぱいやれるかな、
そんな心配ごとで戸惑うわけにはいかない。
それは模型を作ってからでもいい、
そんな心配ごとで戸惑うわけにはいかない。
飲めないと思うと作る気がうせるじゃね。いや作ってたら楽しいよ。そんな愚問をならべながら、ゆったりとした秋分の空を眺めていた。
けれども、どうしてか僕には模型が半田ごてで、にゅるりと溶かされるプラモデルがビイルと混ざって瑠璃色を混濁と合成でできたものをどうか一杯おのみなさいと、ぶくぶくの純白のビイルの泡で覆われ埋もれていく。
けれども、いっぱいおやりなさい、ぶくぶくになってわあわあになってつるんとすべってごろんとのぼる。

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このページは、EGが2009年9月23日 23:44に書いたブログ記事です。

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